ハンナの波止場

イカ釣り・J

2010年09月25日 18:36

一年以上も釣りを休んでいると、道具がどこへしまったか見つからなかったり、故障していたり、釣りの最中に折れたり・・・。あ~嫌になる。
まったく俺は管理が悪い。

例えば、生きエサ用のブクブクがどこを探しても見つからない。
エギのロッドが折れる。
自慢の80枠タモ網も接続部分が破損。
リールもベールがひん曲がる。あ~。

でも買い替えるほど余裕が無いのだ。鉄くず屋には。

そんな中途半端な釣り道具のまま、昨夜ハンナの波止場へモイカ調査。
「まあまだタモ網を使う程の大物はいないだろうし、ブクブクが無くてもモイカ釣りは出来る。ええわ」

月齢 15.7(大潮)

PM7:00頃、ハンナの波止場到着。風、強い。

サビキでゼンゴを現場調達。
そのままバケツへ放り込む。

まず、まだ生きているアジを付けてモイカ釣り開始。
仕掛けは跳ね上げ式。
なんと一発目からアタリ!
竿で確かめると久々のモイカの感触!けっこう型も良さそう。子イカでは無さそう。
慎重に慎重に竿を寝かせて針掛かりさせようとした・・・・が
すっぽ抜け(涙)

ここでそのまま生きアジで釣ればいいものを、なぜか俺はここで死にアジ釣法に切り替えてしまう。
半強制的にアジに死んでもらって、投げる。
なぜなら前々シーズン、答えが中途半端のまま「死にアジ釣法研究」を中止して廃品回収業を始めてしまった。
それは「ゼンゴがうようよたくさん泳いでいる環境で、はたして死んだアジにモイカが食いつくかどうか?」
ここはハンナの波止場。ゼンゴの魚影は濃い。夜になると異常な数のゼンゴが防波堤の周りに集まってくる。

で、その後死にアジにはアタリなし・・・。
PM11:00までねばる。
〇ボー。

「考えたら当たり前やん!」と、言わないでくれ。
当たり前の失敗も自分で確かめないと気が済まない性格。
あれだけゼンゴが泳いでる中に死んだゼンゴを放り込んでも釣れるわけ無い。
今までも死にアジで釣れたのは日中ばかり。

やはりMr.てんしょうは大人だ。
ゼンゴの魚影の散らばっている昼間に釣果を上げている。

でも俺は夜釣り専門。
しかもハンナの波止場へ釣行することが多い。
「やっぱりブクブク買って、重い活かしバケツに縛られて泳がせ釣りしか方法は無いのかな~」と、考える。

とりあえずハンナの波止場にモイカがいる事だけは確認できたので、次回は泳がせに戻ってみよう。
一から出直し、やり直しだな。

で、家に帰って焼酎やっていた。
と、その時!ふっ!と浮かんだ新釣法!!!
「モイカのカゴ釣り仕掛け!!」
「また何を寝ぼけた事を言ってんねん」と、言わないでくれ。

話は簡単だ。
アジを狙う時の普通の「カゴ釣り」の仕掛け。オキアミを刺す一本針の下に掛けバリを付ける。
これならばアジも狙えるし、掛ったアジでモイカも狙える。
いや、実は俺は防波堤から中アジを釣るのが大好きで、防波堤に中アジが居ると分るとモイカ釣りそっちのけでアジ釣りする。
でもそう言う時はモイカもきっと居るに違いないのだ。
この新釣法なら、仕掛けを変える事無くモイカを釣ったり、アジを釣ったりできる。しかも活かしバケツもいらない。
餌はジャミとオキアミ。
もっと簡単にすれば、一本針はカブラのような疑似餌でも良い。

これと似た釣り方で、太仕掛けのサビキでゼンゴを釣って、ほったらかして、ハマチを釣るという方法が有る。
しかしモイカでこれをやった人が居るだろうか。

本当に上手くいくか?ってえ?

失敗を恐れていては、釣りなどする意味がない。釣りとはそういうものだろう。ははは。


この新釣法仕掛けのネーミングが決まった。

サブタイトルは「釣れ過ぎちゃって困るの~」
そしてその名も
「手間いら~ずNo1」

釣れる前からネーミングを考えるこのパターンは変わっていない。

次回「やっぱり俺はアホや」と、肩を落としている自分の姿が目に浮かぶ。







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